日本近現代史

一ノ瀬俊也『昭和戦争史講義』を読みました。

本書は、著者によって、埼玉大学教養学部で2017年度後期に行われた「近現代日本の政治と社会Ⅰ」の15回分の講義を書籍化したもの。ジブリ作品を素材にしながら、昭和期の戦争(1931年満州事変、37年日中戦争、41年太平洋戦争など)の歴史を、軍事はさることなが…

中川靖造『海軍技術研究所-エレクトロニクス王国の先駆者たち』を読みました。

旧海軍の技術開発に携わった海軍技術官は、戦後の技術復興に大きな役割を果たしたと言われている。中でも目立つのが、当時最先端技術であった電波、通信、磁気、音響といった電子関連兵器の開発に従事した技術官らである。日本のエレクトロニクス開発の源流…

遠山茂樹・今井清一・藤原彰『昭和史[新版]』を読みました。

本書は、昭和の歴史を、政治・経済・文化の諸分野の動きを統一的に把握しながら、14年間の戦争に重点を置いて叙述した史書である。 第1章「第一次世界大戦後の日本」では、戦争がなぜ起こり、なぜ国民の力が勝利しなかったのかを捉えるべく、大正期まで遡り…

水沢光『軍用機の誕生-日本軍の航空戦略と技術開発』を読みました。

きっかけ:戦前・戦時期の日本の軍用機の研究開発について知りたい。 良い点:明快な論理展開でわかりやすい。図表も豊富で、イメージを膨らませながら読むことができる。軍事史的背景も詳しい。 悪い点:あくまでも一般向けの書籍で、注釈等は省略されてい…