yokoken001’s diary

読書メモ・レジュメ・レポートなど

2020-04-13から1日間の記事一覧

平野啓一郎『透明な迷宮』を読みました。

『透明な迷宮』は、2014年に刊行された短編集で、著者自身による創作時期の分類によると、第4期(後期分人主義)に含まれる作品だ。一つ一つの小品は完全に独立しているわけではなく、テーマや要素が緩やかに重なり合う6つの短編が収録されている。 作風として…